| ●基本データ |
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 会社サイト：
http://www.marubeni.co.jp/
環境対策に関するページ：
http://www.marubeni.co.jp/com/f_enrhoushin.html
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| ●どんな会社？
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当初丸紅は、繊維の専門商社としてスタートし、戦後の高度成長の波に乗り総合商社化した。ダイエー・マルエツに資本参加している。天丼チェーン「てんや」は丸紅が資本参加して成功した事業の一つである。
出典：
『就職四季報WEB』
http://job.toyokeizai.co.jp/
ビジネスリサーチ・ジャパン『図解 業界地図が一目でわかる本』2002年
大薗友和『企業系列と業界地図』日本実業出版社，2001年
東洋経済新報社『会社四季報CD-ROM』2002年2集
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| ●エコナビCheck!〜環境報告書を読んでみて〜 |
土壌浄化事業の推進
| 関連会社丸紅プロテックス株式会社では、油汚染土壌や重金属汚染土壌を現場で無害化して埋め戻す、土壌浄化事業を行っている。この浄化方法は生石灰を主原料とする薬剤を使用し、かつ汚染土壌の場外搬出や新しい土壌の搬入を伴わないことから、環境負荷が低く経済的な施工ができる点が大きな特徴だとされているが… |
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| ●エコナビ裏Check！〜実はこんなプロジェクトも？〜 |
ロス・ペランブレス銅山開発
| 同社が出資しているこのプロジェクトは、水質汚染の可能性、それを通
した地元住民の生活への悪影響などが問題になっている。 |
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サンロケ多目的ダム・プロジェクト
| 同社が出資しているこのプロジェクトは、下流で多くの立ち退き者を出すだけでなく、土砂堆積や集水域管理計画の不備により、上流の先住民族にも多大な被害を与えることが予想され、問題視されている。 |
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パサール銅精錬プロジェクト
同社が関与しているこのプロジェクトは、操業による大気汚染、海洋汚染、それを通
じた地域社会への影響が問題視されている。
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食糧増産援助（2KR）問題
| このプロジェクトは、過剰に供与された農薬による土壌汚染やプロジェクトにまつわる汚職などの問題が批判されている。 |
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サハリンI石油・天然ガス開発プロジェクト
| 同社が関与しているこのプロジェクト計画は、漁業や海洋生態系、先住民族の伝統的生活への影響が問題視されている。 |
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| ●調査員のコメント |
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環境報告書によると、ＥＭＳにしたがって環境負荷の少ない活動等を行う努力をしており、また、重大な環境影響が発生した事例は無かったということが伺える。
しかし、忘れてはならないのが、丸紅は1989年当時、最も熱帯材の輸入が多かった会社であり、森林行動ネットワーク（ＪＡＴＡＮ）より、「熱帯林破壊大賞」を受賞するなど、環境団体の抗議行動の矢面
に立たされていた代表企業でもあった、ということである。
どうして「環境の配慮を怠ることなく事業活動を推進してき」た丸紅が、環境団体の抗議行動の矢面
にたたされるのか？どちらかが本当のことを言っていないのだとしたら、どちらだろう。企業が積極的に開示しない情報をたどっていくと、本当の企業の素顔が見えてくる気がする。
（2003年6月28日 しっしー）
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