ロス・ペランブレス銅山開発
最終更新日
概要
チリ政府が進めてきたロス・ペランブレス銅山の拡張とそれに伴う有害、毒性廃棄物処理施設拡張をめぐる問題。開発には、日本企業に加え、途上国に投資する企業の支援を行う日本輸出入銀行(現:国際協力銀行:JBIC)が大きく関与している。
場所
チリ、サンティアゴ北方約200km
開発主体
銅山の60%は英国アントファガスタ・ホールディングス社が出資し、残りの15%を日鉱金属、10%を三菱マテリアル、8.75%を丸紅、5%を三菱商事、1.23%を三井物産がそれぞれ出資している。
経緯
1997年5月に日本企業がアントファガスタ・ホールディングス社から40%のシェアを取得した。銅山は2000年1月より本格生産を開始した。
問題点
この銅山と処分場の拡張に対し、地下水や農業用水の汚染の危険から地元住民らはプロジェクトの修正を訴えていたが、2000年1月より本格生産を開始した。
出典

国際協力銀行
http://www.jbic.go.jp/japanese/base/release/exim/1997j/A15/nr97-chile-j.php


FOEジャパン
http://www.foejapan.org/old/aid/jbic02/chile/fact-sheet.html


日刊産業新聞社「非鉄関連NEWS」(1998年8月12日)

ジャパンエナジー「JAPAN ENERGY GUIDE 2000」
http://www.j-energy.co.jp/cp/finance/pdf/irbook2000.pdf

調査日:2003年6月28日

 
閉じる