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(C)講談社  
   
 
 
 
 
 
   
人は地球を汚染するだけの存在なのか?
命の重さ、生態系のバランス、欲望と愛を合わせ持つがゆえの人間の苦悩を描く、高校生・シンイチと寄生生物・ミギーの奇妙な共同生活
・国際環境NGO グリーンピース http://www.greenpeace.or.jp/
・動物実験廃止を求める会(JAVA) http://www.java-animal.org/
   
理由・ポイント
資源を浪費し、自然を破壊し、そして動物愛護を叫ぶ人間社会。いじめ、殺人、無関心、人と人の絆が薄れることと、環境や社会の問題が深刻化することの接点は「無関心」ではないか。この作品の中では、寄生獣側の代表が環境保護を訴えて選挙に立候補し、支持されるという皮肉に満ちた社会批判も出てくる。単なるホラードラマを越えた、大量消費・生物絶滅・無関心といった問題について深く考えてしまう社会性を評価。
理由・ポイント
93年度講談社漫画賞受賞、第27回星雲賞・コミック部門受賞作品。発行部数10〜15万部/月の月刊誌「アフタヌーン」と、比較的マイナーな雑誌にも関わらず、累計部数は1000万部を超え、今なお高い人気を誇る。
理由・ポイント
ホラータッチ、グロテスクな表現が多用される中に、強烈な印象を残すセリフ、シーンがちりばめられ、ストーリー展開は常に読者の意表をつき、最終回までまったくダレることがない。一つ一つのセリフにこれほど緊張感がある作品も稀有だろう。
謎の生物・寄生獣は人間の脳を奪い、みずからが脳となりその体を操る。
寄生獣は高い知能と攻撃力 そして変形能力を持ち、人間を殺傷しては食す。
高校生・泉 新一は、ある日寄生獣に襲われるが、とっさの機転で寄生獣から脳を守る事に成功。
しかし、脳と引き換えに右手を寄生獣に奪われてしまう。
寄生獣は、寄生した宿主が死んでしまうと自分も死んでしまうので、新一を生かす事に。
新一は、右手に寄生した寄生獣にミギーと名を付け共生する事になる。
作者  岩明均(いわあき ひとし)
出版
講談社(アフタヌーンKC)
巻数
全10巻 ※完全版有り
関連物
(DVD、ゲームなど)
英語版『PARASYTE』シリーズ(HITOSI IWAAKI/Tokyopop)
作者紹介(参考)
 
 
 
 
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