ごみの処理のために、日本人は一人あたり年間18.700円を負担しているという。
ごみの86%を燃やすか埋める一方で、高額なリサイクルシステムを税金でまわしているのが現状だ。
ごみ問題とはつまるところ、「何かの利益を得るために出る不要なものを、無害(または有用)な状態に処分するためのコストを誰が負担するか」ってことだと思う。
そもそも有害な処分の仕方を許す法律は改正すべきだし、そのコスト負担を公正にすれば、資源の浪費に歯止めがかかる。
解決策は分かっているのに、実施されないのは経済的なインセンティブがないからだし、政治的な優先順位が低いからだ。 |