エネルギー・ダイエット space A SEED JAPAN

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introduction

「原発なくても大丈夫!だって、原発が全部止まっているのに、電気が消えたりしていないよ。」
「でも、それだけ火力発電所がフル稼働しているんだよね・・・」


エネルギーダイエットの企画は、そんな会話から始まりました。相手の意見に耳を傾けて、両方の言い分を聞いてから、自分の考えで答えをチョイスする。そんな対話が問題解決の唯一の手段と信じ、このイベントを企画しました。
「地球温暖化対策として、原子力発電所が必要です!」この意見を脱原発の活動を行うNGOと地球温暖化対策活動をするNGOが同じ場所で話し合いました。みんなで考えることで、何かの答えが見つかったのでしょうか。




会場 photo1



「エネルギー・ダイエット」は、2003年6月1日に代々木オリンピックセンター国際会議場で開催されたA SEED JAPAN enecafeチーム主催による参加型シンポジウムです。プレゼンテーション・講演とも内容の濃い物でしたので、ここでは一部抜粋して紹介いたします。



【参考資料:広報文】

2003年4月15日、東京電力の持つ17基の原子炉すべてが止まりました。

「電気の3割をまかなう」といわれた原子力発電が全部止まっても停電になりませんでした。「必要悪」といわれた原発が必要なくなったのです。しかしこの時、東京電力は火力発電所をいつも以上に動かして対応していました。火力発電については「化石燃料を燃やすとCO2が出て温暖化を促進させてしまう」という人もいます。

温暖化を防止するためには原発が必要なのでしょうか?
原発をなくすためには火力発電に頼るしかないのでしょうか?

「エネルギーダイエット」ではエネルギー問題を原子力問題と地球温暖化問題の両方から考え「原発も温暖化もない未来」につながる選択肢を探ります。「自分のエネルギーは自分で選ぶ」そんな社会の実現のためにまず一緒に考えてみませんか。


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