2004年11月14日
Be Good Cafe＆A SEED JAPANコラボ企画
「社会的責任投資とお米の話」
お台場にそびえるパナソニックセンター（ビッグサイトの隣）で、71回目のBeGood Cafeが開催されました。
A SEED JAPANとしては初めて企画協力という形で、プログラム「投資の選択肢を市民が取り戻す」を行い、エコ貯金チームから、「貯金を変えれば社会が変わる」という話をしました。
イラク戦争の戦費は増え続けて15兆円を超えていますが、日本政府は総額30兆円を超える額の米国債を買って、米政府を支えています。そのお金は為替介入、そして日本国債の購入という形で複雑な構造ですが、メガバンクや郵貯からも捻出されています。つまり、私たちの貯金がイラク戦争にも使われているのです。
「私たちのお金（貯金）を戦争や環境破壊に使わないで、地域社会や環境保全のために使ってほしい」それが私たちの「選択肢を取り戻す」というメッセージです。
さらに、エイミー・ドミニの『社会的責任投資―投資の仕方で社会を変える』翻訳者でもあるSIFジャパンの山本利明さんから「SRI（社会的責任投資）」についてお話していただきました。
融資や投資といった金融の世界に、「社会」や「環境」という価値基準が定着することで、社会全体のお金の流れが戦争から平和へ、環境破壊から保全へと変わるかもしれない、いや、きっと変わる、変えられるというお話でした。
その後も、「食の選択肢を個人が取り戻す」、CHINA CATSライブなど、盛りだくさんの一日でした。
参加してくださった皆さん、ありがとう〜。
（文責：鈴木亮）
