報道関係者各位
2007年4月4日
【プレスリリース】
市民とNGO/NPOと金融機関が共につくる、新しい金融の流れ
−アースデイ東京2007『エコ金融エリア』からのメッセージ−
このたび中央労働金庫と国際青年環境NGO A SEED JAPANは、「市民、NGO/NPOと金融機関が共につくる、新しい金融の流れ」をアピールしようと、今月21日(土)・22日(日)、東京・代々木公園において開催される、10万人以上が集う環境イベント「アースデイ東京2007」に共同で出展することとなりました。
【企画概要】
労働者のための非営利金融機関であり、NPOへの支援を積極的に行なっている中央労働金庫と、「利便性」や「健全性」、「金利」に「社会性」という視点を加えて金融機関を選ぶ=「エコ貯金」を推進し、金融機関や非営利バンクと市民をつなぐA
SEED JAPAN エコ貯金プロジェクトという、普段異なる立場で金融に関する社会的取り組みを行なっている2者が、「金融をもっとエコロジーに」という共通理念の下に共同でブースを出展します。
当日は、イベント会場の一角に「エコ金融エリア」を設け、それぞれのブースで各自の取り組みを紹介すると共に、預金者(市民)の自発的なアクションを促すことを目的に、市民が自発的に「社会性」という視点を加えて口座を選び直し、移した金額を宣言する“エコ貯金宣言”を共同で来場者に呼びかけます。
【共同出展の経緯とねらい】
始まりは、一昨年のアースデイ東京2005でA SEED JAPANエコ貯金プロジェクトが、エコ貯金宣言を3億円分集める「3億円のエコ貯金アクション」を市民に呼びかけ、多くの支持者・メディアの反響を得たことです。それによりアースデイ東京事務局もエコ貯金宣言をし、中央ろうきんに口座を開設しました。
これを受けて、昨年のアースデイ東京2006においては、初の試みとなる「エコ金融エリア」を設置し、NGOと金融機関が共同でブースを出展しました。そして、今回のアースデイ東京2007では、昨年に引き続き、「エコ金融エリア」を通して、預金者一人ひとりに対し環境や金融への関心が社会を変えるチカラとなる可能性があることを呼びかけ、そのために一歩を踏み出してもらうことを狙いとしています。
CSRへの認知度が高まる中、企業への融資業務を行なう金融機関の社会的責任も問われています。「エコ貯金」の取り組みが注目されることにより、市民が自分の資産の社会性に関心を持ち、金融業界全体のCSRへの取り組みが促進されることを願っています。
【出展内容】
◎中央労働金庫:「お金と人をつなぐ金融機関“中央ろうきん”」
「NPO/NGOのためのお金のよろず相談」、「ろうきん口座開設の相談」などエコ貯金宣言をA SEED JAPANと共に呼びかけます。
◎A SEED JAPAN:「口座を変えれば世界が変わる」
社会性のある金融機関を選ぶ「エコ貯金宣言」のコーディネート、 金融機関に預けている預貯金がどのような企業・プロジェクトへの融資に使われているか、社会性ある金融機関・非営利バンクを選ぶ重要性などを伝え、エコ貯金宣言を呼びかけます。
【アースデイとは】
アースデイ(地球の日)は、地球に感謝し、美しい地球を守る意識を共有する日。毎年4月22日をアースデイと決め、世界各地で様々なイベントが行なわれています。アースデイ東京主催の代々木公園でのイベントは、昨年は11万人の来場者を得ました。
詳しくは公式ホームぺージをご覧ください。
【各団体概要】
(1) 中央労働金庫(東京都千代田区/理事長:渡邊信)
“非営利・助け合い”の理念にもとづく勤労者のための福祉金融機関。2000年に国内金融機関初のNPO法人向けの融資制度「ろうきんNPO事業サポートローン」を創設した以降、全国13の労働金庫にNPO支援の輪が広がっています。その他「中央ろうきん助成プログラム」など、市民がおこなう非営利活動やコミュニティ・ビジネスを支援しています。http://chuo.rokin.com/
(2)国際青年環境NGO A
SEED JAPAN エコ貯金プロジェクト(東京都新宿区/代表:林雄太)
自分の銀行口座を「環境・社会的な取組みをしているか」という視点で選ぶ預貯金スタイル「エコ貯金」を推進しているプロジェクトです。
【お問い合わせ先】
中央労働金庫
TEL:03-3293-2048
担当:梅村・井上
国際青年環境NGO A
SEED JAPAN
TEL:03-5366-7484
担当:鈴木
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