■ 問1・2・4・5について
■ 問3・6について
■ 問7・8について
※JAS有機認定事業者数については、
農林水産省HP(http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html)でも公開されています。
※エコファーマーについて:環境と調和のとれた農業生産の確保を図り、農業の健全な発展に寄与するため、平成11年7月に「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(持続農業法)」が制定されました。
エコファーマーとは、持続農業法第4条に基づいて、「持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画」を知事に提出して、認定を受けた農業者の愛称です。エコファーマーの人口数については、
農林水産省HP(http://www.maff.go.jp/eco.htm)でも公開されています。
有機農業の推進を目的とした施策を「過去に実施したことがある」・「実施中」と回答した都道府県は47都道府県中38都道府県で、全体の約80%を占めました。
施策の内容については、「有機農業」に特化した施策は限れており、有機農業を環境保全型農業の一環として推進している都道府県が大多数を占めます。
その中で、栽培技術に関する試験研究、生産者への技術講習、消費者と生産者の交流機会を設けるなど、「有機農業」を含む環境保全型農業を広める施策を総合的に行っている都道府県は比較的多くみられました。
また、「有機農業」に限定した推進施策は次のようなものがあります。
各項目に該当する施策を実施したことのある都道府県数は以下のとおりです。
2007年10月までにいただいた回答では、何らかの推進計画の実施を検討している都道府県が多くを占めました。そのうち3県は、平成20年度予算への計上を予定しているとご回答いただきました。
また、農水省は、「2011年までに100%の都道府県と50%の市町村が推進計画を策定すること」を目標にしており、今後の動向が注目されます。
各項目ともほとんどが実施を検討するという回答で、実施を決定していると回答いただいた都道府県は北海道と高知県のみでした。
北海道、新潟県、岡山県、愛媛県、高知県、佐賀県の6道県が何らかの数値目標を掲げることを検討もしくは決定しているとご回答いただきました。その他の都府県の多くでは、議論が始まっていない・数値目標を掲げるか否かの結論がでていないという2つのパターンで検討中とのご対応いただきました。
しかし、推進法が、数値目標を掲げることを明記していないことを理由に、数値目標を設定する予定はないというご回答も散見されました。
問7とは違い、推進法の中には市民参画の必要性を明記していますが、具体的な実施内容は検討中との回答が多く見られました。
具体的に検討していると回答した県と施策は下記の通りです。
また、上記に加えて、主に農業者からの意見徴収を連絡会の設置及びアンケートにより実施するとの回答もありました。