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プレスリリース 2003年3月12日
国際青年環境NGO A SEED JAPAN
◆アジア開発銀行の水民営化政策に対して
水フォーラムでアクションを実施!
A SEED JAPANは、3月16日から開かれる第三回世界水フォーラムに向けて、国際金融機関の水民営化化政策に対抗して、「奪われし水キャンペーン」を展開している。このキャンペーンの中で、私たちが1月25日付けでアジア開発銀行総裁宛に送付した公開質問状に対して、2月14日に地域協力・持続的開発局長、ヤン・ヴァンヘズウィック氏より返答があった。(添付資料1を参照)
ADBからの返答(添付資料1を参照)によれば、ADBは「貧困層および十分な水供給を受けていない人々に水資源への公平なアクセスを保障するため、自立的かつ説明責任能力を備えた水サービス供給事業体、民間セクターの参加、公共セクターと民間セクターのパートナーシップを支持・支援している」とある。
しかし、現実には世界中で水道サービスの民営化により、水道料金の高騰、水質の悪化、サービスの悪化などが起きている。そしてその結果、水を得ることができなくなった貧困層の負担増と貧困層の衛生状態の悪化、貧困層の水の安全保障の悪化を招いた。私たちは、貧困拡大を招く民営化政策を推進する国際金融機関に対して、融資条件から水道サービスの民営化を外すことを求め、3月16日と21日に、世界水フォーラムの会場内外において、デモンストレーションを実施する予定だ。(添付資料2・添付資料3を参照)
添付資料1:ADBからの公開質問状の返答
添付資料2:水フォーラムにおけるアクションのお知らせ
添付資料3:ポジションペーパー
この件に関するお問い合わせはA SEED JAPAN(担当;三本、鈴木)まで。
A SEED JAPAN(担当:鈴木・三本) 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-4-23 Tel:03-5366-7484 Fax:03-3341-6030 e-mail:asj@jca.apc.org Web:http://www.aseed.org/
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