マレーシア[ASJ×CFF]青年NGOツアー


熱帯林ツアー活動ブログ

「環境問題」に取り組むA SEED JAPANと
「子どもたちの支援」に取り組むケアリングフォーザフューチャーファンデーション。

この両団体がどのような「想い」で本ツアーを企画し、
またどういった取り組みをしているのかを、ブログ形式で紹介しています。

2012年9月26日 担当:おちゃむ


「2つの力が1つになるとき」

CFFジャパンの事務局スタッフのおちゃむです。

スタッフ持ち回りのブログでカウントダウンしている、このマレーシア青年NGOツアー、
申し込みの〆切が少しだけ延長されて10月5日となりました。
参加を迷っている方はお早めにお願いします!

さて、
今回のツアーの大きな特徴は、
A SEED JAPANとCFF、2つのNGOが
協働で企画し、協働で実施することです。


「協働」

この言葉がよく聞かれるようになって、だいぶ時が経ちました。
しかし、
市民団体と市民団体とががっぷり四つに組んだ協働事業は、じつはそれほど多くありません。

なぜなら、市民が行政と協働するときのように、財源の問題が絡むわけではないし、
団体同士の色合いの違い、近しい立ち位置だからこそのそれぞれの主張・手法へのこだわり、
役割分担、コミュニケーション、、、
ときには非効率なこともあります。

それでも今回、2つの青年NGOが、
「環境問題の解決に向けた行動」「海外でのキャンプ/ツアーを通じた人材育成」
というお互いの強みを掛け合わせ、手を取り合い、
同じ目標に向かって、共通の社会課題を解決するために、
今、新しいチャレンジの生みの大変さを協働で味わっています。

今週も2回の共同ミーティング。


青年が動き、社会を変えるために。


2012年9月19日 担当:ぽん


「答えはないかもしれない。でもきっとそこにヒントがある。」

A SEED JAPAN(以下、ASJ)で大学2年の時から活動をしている「ぽん」です。
ASJでは「つながりの森を未来へプロジェクト」というチームで今年は活動をしています。


さて、先日熱帯林ツアーの第二回説明会を開き、着々とツアーの参加者も増えてきているところです。

このツアーに興味を持ってくれていることだけでも、準備をしていてやり甲斐になります。


ツアーに参加したいと思うその動機は、おそらくそれぞれ違うでしょうし、

マレーシアに行った後に、何を感じどう動くかも、それぞれ違ってくるのだろうと思います。

こうして「何かを感じて、何かを得たい」と思っている参加者の方々と共にツアーを作っていくために、
日々プログラムリーダーとして、準備をしているところであります。


準備を進めていく中で、想いを巡らしていることがいくつかあります。

自分たちが生活をしている中で、見えていないものに対して、ここまで考えることもあまりないので、
考えれば考えるほど、グローバル化した今の世界の流れはとても複雑で、厄介なものだと感じてしまうこと。

実際に日本と深くつながっているマレーシアの熱帯林の地を訪れて、
自分はどんな風に考えて、日本に帰ってきてからどんなアクションを起こしていくだろう。
もしかしたら、余計複雑な利害関係や構造のことで厄介に感じてしまうかもしれない、とか。

参加してくれる人たちが、自分と同じようにどういう変化を起こしていくんだろう、とか。



そして、行きつく先は「答えはないけど、きっとその地(マレーシアの熱帯林)にヒントがある」ということです。

どんな興味や関心を持って、このツアーに参加しようとも、

思考をふくらませて、準備を進めていったとしても、きっと破壊が進んでいる熱帯林を見ることで「何かが得られる」と思えて仕方がないのです。




お陰様で、多くの方にこの熱帯林ツアーに興味を持ってもらえていて、
参加することができないとしても、僕の友人は「なんて素敵なイベントなんだ」と言ってくれましたし、
「スケジュールさえ合えばなぁ」と嘆いてくれる方も多くいます。


参加申込み締切が今月28日と迫ってきました。
そして、参加必須ではありませんが最後の説明会は24日19時からです。


「何かヒントがあるんじゃないか」
そういった思いを持って、興味を持ってくれている方がいるのだとしたら僕は是非一緒にこのツアーに参加して欲しいと思います。

どんなヒントなのかは人それぞれだと思いますが、きっと目と肌でしか感じられないものがそこにはあるはずです。


2012年9月12日 担当:ほたる


「わたしたちの生活とマレーシアの熱帯林」

こんにちは、ASJ事務局ほたるです。
今回、マレーシアNGOツアーに企画メンバーとして参加しています。

さて、突然ですが、
日本の国土に対して、森林はどれくらいあるでしょうか?
実は、約70%弱だと言われています。

では、熱帯林が豊かなイメージのするマレーシアなど東南アジア諸国は
なんと60%を下る国々ばかりだということは知っているでしょうか。
ちなみに魅力的な旅先であるタイやベトナムは30%以下だとも言われています。

なぜそんな違いがあるのでしょう。

前に日本にマレーシアの現状を話しにきた先住民族の方が、
飛行機から日本の大地を見て、
「日本には森があるじゃないか、なぜ私たちの国から持っていくんだ」
と話したそうです。

なぜわたしたちは違う国の森林破壊に関係しているのか。
森林破壊の現場に立ち、その大地から破壊の強力さを知ってほしいと思います。
わたしたちの生活と森林のつながりはわかりいくい。
けれど、わたしたちのように森林がつながっているからこそ
できることがあります。

ぜひ、一緒に一歩を踏み出しましょう!


2012年9月5日 担当:ゆみ


「わたしがマレーシア青年NGOツアーに参加する理由」

CFFで学生として活動しているゆみです。
CFFでは昨年の春と今年の春の2回、フィリピン・スタディツアーに参加しました。
今回のマレーシア青年NGOツアーにはプログラムリーダーの1人として参加します。
わたしがこのツアーに参加する理由の1つを書いてみたいと思います!


わたしは以前から子どもや途上国といったテーマに漠然と関心があり、
それがきっかけでCFFや他団体のスタディツアーに参加をしました。
現地では、わたしたちの生活と世界のどこかで起こっている問題が決して無関係ではないこと、
また自分にできること、やってみれることが何かあるということを感じることが、多くありました。

その一方で、日本に帰ってくるとそれまで通りの便利で快適な生活を楽しむ自分、
ときには欲のままに贅沢をしたくなる自分がいて…

頭では何かできることがあるとわかっているのにアクションを起こせないでいる自分や、
自分自身に矛盾を感じる自分が、これまでたくさんいました。

なので今回のツアーは、
知って、アクションを起こす
そのためにマレーシアに行きたいと思います。

単にマレーシアの熱帯林とわたしたちの生活のつながりという問題に向き合うだけでなく、
自分のいる場所からできることを見つけ、アクションを起こすという姿勢や、
自分の中でそれを阻んでいるものにもしっかりと向き合いたいと思います。

少しでもこのツアーに興味をもっている青年のみなさん、
ぜひ一緒にマレーシアへ行きましょう!!!


9月15日(土)、24日(日)の事前説明会も参加者募集中です!!
現地へ同行するスタッフやリーダーから直接話を聞くことができるので、
ぜひお気軽にご参加ください!
詳しくはこちら

2012年9月1日 担当:まさ


「マレーシア青年NGOツアーのブログが始まります」

CFFジャパン・スタッフのまさです。

CFFはマレーシアでも事業を行なっています。
そのCFFマレーシア「子どもの家」に、
以前パーム油の生成工場で働いていたマレー人のスタッフがいました。
まだ20代前半の若いスタッフで無口な青年です。

あるとき彼といろいろ話す中で、こんなことを聞いてみました。

「パーム油を生産するためにプランテーションを作って、ずいぶん森林を伐採してしまうんでしょ?」
「うーん・・」
「それについてどう思う?」
「仕方ないんじゃないかな・・」
「そんなマレーシア産のパーム油のうち、どのくらいを日本に輸出しているか知ってる?」
「しらない。。」

自分が関わっていた仕事でしたが、全然関心がない様子でした。

みなさんはマレーシアで、ボルネオ島で、作られるパーム油のうちどのくらいが日本に輸出され、
私たちが消費しているか知っていますか?

そして、パームヤシのプランテーションを作っていくために、
どのくらいの森林が奪われ、それによって人々や生態系にどれほどの影響を及ぼしているか知っていますか?

知ってみたいと思いませんか?

“無関心”によって、取り返しのつかいない大切なものを失わないために。


来るべき2012年秋。

ところはマレーシアのボルネオ島。

A SEED JAPANとCFF、2つの青年によるNGOが、お互いの強み「環境問題の解決に向けた行動」と
「海外ワークキャンプ/ツアーを通じた青年育成」を掛け合わせて協働で企画したツアーが行われます!
マレーシアで熱帯林の問題を感じることに少しでも興味を持ったあなたは、
まずは説明会まで、ぜひ来てくださいね。

(説明会情報)-----------------------
●とき:9月15日(土)19:00〜
●ところ: A SEED JAPAN 事務所(新宿)
詳しくはこちら
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