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「政治!」といえば、「金!」というくらい、政治マンガでは金権政治が描かれる。
池上遼一氏の『サンクチュアリ』、かわぐちかいじ氏の『沈黙の艦隊』や 『イーグル』、ちょっとマニアックなところでケニー鍋島氏の『票田のトラクター』などなど。

エコカルで取り上げている『加治隆介の議』『クニミツの政』『アクメツ』も、例外ではない。実際、選挙の度に、(特に落選者による)公職選挙法違反者の記事が出る。
マンガは現実を素材に、おもしろおかしく描かれているのか、はたまた現実の方が、はるかに摩訶不思議なのか、それはわからない。

 
   
 
     

政治マンガ(特に青年、少年向けの)は、バランス感覚が非常に求められる。読者はマンガのストーリーをうのみにするのではなく、「自分の頭で考えよう」という意識が大事だと思う。

しかし、投票率が5割そこそこ、一方で自殺者は一日80人以上の日本のみなさんにいいたい。エコカルで紹介しているマンガをぜひ、読んでから政治不信や自殺志願の道を選んでも遅くはない。なぜ政治家はよい政治をしないのか?なぜ国民の声は届かず、戦争や経済ばかりが優先されるのか?

 

エコカルで紹介している政治問題に取り組むNPOは、いずれも政治問題の根本的解決を目指している。でもその道のりははるかに遠く、険しく見える。政党政治が腐っているのなら、全ての政党に、ガツンと文句をいってやればいい。投票率が低いなら、選挙制度や教育制度を改善すべきだし、金権政治がまかりとおるなら、情報公開法を強化すべきだろう。政治問題は複雑で課題が山積しているけど、ひとつひとつの問題に対する解決策は数多く提案されている。あとは「武藤クニミツのように」ブレイクスルーする個人の力次第ではないだろうか?

   

政治とは、社会的な生き物としての人間の、最も生活に密着した行為のこと。そんな政治を、ここまで生活から遠いものにしてしまった日本社会。
もっと面白い政治マンガを読みたい。(Ryo)

 
   
 
       
       
       
 
Go2選挙 
http://www.go2senkyo.jp/ 

戦争を好きになれないあたなのための選挙ガイド http://www.ribbon-project.jp/election/index.htm 

21世紀世紀臨調(新しい日本をつくる国民会議)
http://secj.jp/index.htm

選挙が面白くなる!参院選全情報 (JANJAN)
http://www.janjan.jp/sanin/list.php
   
           
 
 
 
 
 
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