話し手の第一印象の善し悪しで、聞き手の受け入れる気持ちに大きな違いが生じることがあることは、繰り返さなくても、もうおわかりですね。
嫌われる態度として具体的に挙げられるのは、「自信の欠如」「相手を無視」「強引」「誰かを感情的にけなす」などです。
また、好かれる態度としては、「熱心」「友好的」「肯定的」などがあります。また、他人の意見に対してただ一方的に反対するのではなく、提案するような態度ができるよう心がけることも大切です。
聞き手と語り手との間には、最初は心の壁があるものです。それを乗り越えるためには、双方に共通な面(同じ出身地・趣味・友人など)をたくさん見つけることです。共通の話題を話していくうちにだんだん知らないことも話せるようになるでしょう。
また、心理的なアプローチとして、以下の5つのポイントも参考にしてください。
…などです。話し手と聞き手との間に一体感が生まれなければ、心の通じ合ったプレゼンテーションにはなりません
何を言うかよりも「誰が言うのか」によって、同じテーマもインパクトが違うことがあります。例えば「農薬が身体に及ぼす影響は大きい」ということを、素人 が言うのと専門家が言うのとでは、受ける印象もかなり違うという具合にです。「自分はその話をするのにふさわしい人物である」ということを、必要に応じて あらかじめ自己紹介の中で触れることも、話を聞き入れてもらうコツです。