「自分の伝えたいことがうまく表現できない」
「普段なら何でも話せるのに、人前に立つと緊張しちゃう」
「相手の印象に残るような話し方ができないかなあ…」
これまでにどんなプレゼンテーションを経験したことがありますか? 規模、対象、使う道具、話す時間の長さ、などを考えると、実にいろいろなプレゼンテー ションがあることに気づきます。日本の首相が国際会議で発言することも、私たちが自分の団体を紹介することも、自分の友人たちに今起こっている社会問題の 緊急性を話すことも、すべてプレゼンテーションといえます。
たとえ、どんなプレゼンテーションをするにしても、広く共通する目的があります。それは、『自分の意思を相手に伝え、それを受け入れてもらう』ことです。
プレゼンテーションは特別なことだと思いがちですが、全然そんなことはありません。生まれつきプレゼンテーションがうまい人はいません。「これだけは伝え たい!」という強い意志と、プレゼンテーションの技術さえ身につければ、誰だってプレゼンテーションが上手にできるのです。
ここでは、「自分の意志を相手に伝え、受け入れてもらう」ための技術を紹介していきましょう。