第1部 全体会 (4日 13:00〜15:30)
「グリーンジョブで実現する、未来ある生き方と経済のシステム」
話題提供者:
佐久間 智子氏(アジア太平洋資料センター理事)
http://www.parc-jp.org/
アジア太平洋資料センター理事、女子栄養大学非常勤講師。共著書に、『どうなっているの?日本と世界の水事情』(アットワークス、2007年)、『儲かれば、それでいいのか−グローバリズムの本質と地域の力』(コモンズ、2006年)など、訳書に、『フード・ウォーズ』(ティム・ラング他著、コモンズ、2009年)、『ウォーター・ビジネス』(モード・バーロウ著、作品社、2008年)、『肥満と飢餓』(ラジ・パテル著 コモンズ、2010年)など。
大和田 順子氏(一般社団法人ロハス・ビジネス・アライアンス代表)
http://owadajunko.com/
1982年学習院大学文学部哲学科卒業。東急百貨店、東急総合研究所、ザ・ボディショップ、イースクエアなどを経て、07年より(社)ロハス・ビジネス・アライアンス(LBA)共同代表。02年、日本に初めてLOHAS(ロハス)を紹介。10年より立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科「コミュニティ・ソリューション演習」兼任講師。持続可能なライフスタイルやソーシャルマーケティングの専門家として、有機農産物の普及啓発に注力するとともに、各地の農山村を歩き、農商工連携、都市農山村交流などを通じた地域活性化の研究と実践に携わる。
環境省・環境ビジネスウイメン3期メンバー。NPO環境立国理事。NPO農商工連携サポートセンター理事。主著に『ロハスビジネス』(2008年、朝日新書)、『アグリ・コミュニティビジネス −農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会−』(2011年、学芸出版社)など。
羽仁 カンタ(A SEED JAPAN理事、FLAT SPACE代表)
http://www.aseed.org/
22才の時にボストンのノースイースターン大学社会学部に入学。帰国後、地球サミットへ向けた国際青年協力キャンペーンの日本窓口としてA SEED JAPANを設立。野外音楽イベントを環境配慮型に変えた草分け的存在で、「ごみゼロナビゲーション」活動などを展開している。その他、米国同時多発テロ事件の平和的解決を求めるムーブメント「CHANCE! 」の呼びかけや、NPO のメディアクリエイティブをサポートするプロ集団「サステナ」の発足など様々な団体の設立、サポートなどに取り組んでいる。ap bank fesには2005年から参加し、リユース食器の全面導入に成功し、飲食ごみの出ないイベントをプロデュースしている。また、自身が代表を務める参加型社会創造のためのNPO「FLATSPACE」を2010年に設立。
水口 剛氏(高崎経済大学経済学部教授)
http://www1.tcue.ac.jp/home1/mizu/profile.html
高崎経済大学経済学部教授、SIF-Japan代表理事(共同)。ニチメン、英和監査法人などを経て、現在、高崎経済大学経済学部教授。 主な研究分野は環境会計、社会的責任投資など。 日本公認会計士協会サステナビリティ情報開示専門部会長(2010年まで)、東洋経済新報社・グリーンリポーティングフォーラム共催環境報告書賞審査委員、 中央環境審議会「環境と金融に関する専門委員会」委員(2010年まで)などを務める。 主な著書は、『ソーシャル・インベストメントとは何か』(共著、日本経済評論社)、 『企業評価のための環境会計』(中央経済社)、『社会を変える会計と投資』(岩波書店)、 『CSR入門講座第5巻 社会的責任投資(SRI)の基礎知識』(日本規格協会)、『環境経営・会計』(共著、有斐閣)、『NPO法人会計基準に対応したここからはじめるNPO会計・税務』(共著、ぎょうせい)。
司会:
青木 将幸氏(青木将幸ファシリテーター事務所)
http://www.aokiworks.net/index.html
(プロフィール準備中。)
第2部 分科会1 (4日 15:40〜17:10)
「生き方」を変える
●「金融革命NOW!」分科会1●
話題提供者:
功能 聡子氏(ARUN合同会社代表)
http://www.arunllc.com/
ARUN代表 国際基督教大学卒。ロンドン政治経済大学院(LSE)社会政策学部修士課程修了。民間企業、アジア学院勤務の後、1995年よりカンボジアの復興・開発支援に携わる。2009年2月、日本発の途上国向け社会的投資の仕組みを作るため、Social Investment Fund for Cambodiaを設立。同年12月ARUN(ARUN合同会社)設立。
杉山 章子氏(ミュージックセキュリティーズ株式会社)
http://www.musicsecurities.com/
千葉県出身、1977年生。2002年国際基督教大学卒業、2007年米国・コロンビア大学国際公共政策大学院修了。
社民党政策審議会や国際協力銀行開発金融研究所、日本政策金融公庫国際調査室を経て、2009年5月よりミュージックセキュリティーズ株式会社・証券化事業部にて、マイクロファイナンスファンドや「コペルニク」等、主に海外ビジネスを担当。同時に、2008年NPO法人Living in Peaceに参画、2009年より同NPOマイクロファイナンスプロジェクトマネジャー。
ファシリテーター:
土谷 和之(A SEED JAPAN)
http://www.aseed.org/
某民間シンクタンクに勤務する傍ら、2004年から国際青年環境NGO A SEED JAPANのボランティアとして活動を始め、2006年より同団体理事。「戦争や環境破壊に使われない、フェアなお金の流れをつくるために金融機関を選ぶ」という新しい貯金スタイル=「エコ貯金」を推進するプロジェクトを担当し、キャンペーン活動や金融機関への提言、執筆活動、ソーシャルファイナンスに関するイベントの企画等を実践している。
NPO法人まちづくり情報センターかながわ(通称アリスセンター)の理事も務め、神奈川県内でのソーシャルファイナンスの仕組みづくり等を研究している。また途上国の社会的起業への投資を実践する企業ARUN,LLC.のディレクターとしても活動しており、社会的投資の概念やその意義を日本で普及させたいと考えている。
●「資源革命NOW!」分科会1●
話題提供者:
神田 浩史氏(NPO法人泉京・垂井)
http://sento-tarui-blog.cocolog-nifty.com/blog/
京都市生まれ。大学(農学部)を卒業後、開発コンサルタント企業に勤務。タンザニア、ナイジェリア、バングラデシュなどでODAの農業開発事業に従事。6年で退職後、NGOに関わり、ODA政策や経済のグローバリゼーションに関する調査研究、政策提言を続ける。外務大臣の諮問機関である国際協力に関する有識者会議では、NGOとして参加。現在、「NPO法人 AMネット」理事、「NPO法人 泉京・垂井」理事のほか、「西濃環境NPOネットワーク」副会長など、NGO・NPOの役職多数。全国8大学の非常勤講師を務める。著書に「どうなっているの?日本と世界の水事情」(アットワークス)、ODAをどう変えればいいのか」(コモンズ)など共著多数。
白木 夏子氏(株式会社HASUNA 代表取締役)
http://www.hasuna.co.jp/
1981年鹿児島生まれ、愛知育ち。2002年から英ロンドン大学キングスカレッジにて、発展途上国の開発について学ぶ。卒業後は国連人口基金ベトナム・ハノイ事務所とアジア開発銀行研究所にてインターンを経験し、投資ファンド事業会社を経て2009年4月HASUNA Co.,Ltd.設立。同社代表取締役就任。現在、Ethical(環境や社会に配慮をした)なジュエリーブランドを中心とした事業を展開。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011」キャリアクリエイト部門受賞。
ファシリテーター:
堀内 葵氏(NPO法人 AMネット)
http://am-net.org/
食・農、水、地域社会の持続性およびそれぞれのつながりについて構造的な視点から分析し、より良い未来に向けて行動するNGO「AMネット」(本部:大阪市)で事務局長を務める。「水を人々の手に!」を合言葉にPUP(Public-Public-Partnership)を推進する国際NGOネットワーク「Reclaiming Public Water」のメンバー。主な論文に、「水はすべての人にとっての基本的人権」(『オルタ』2010年1・2月号所収、アジア太平洋資料センター)、「水が狙われている!映画『ブルーゴールド』サム・ボッゾ監督へのインタビュー」(『日刊ベリタ』2010年1月15日、
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201001151120555)などがある。
●「情報革命NOW!」分科会1●
話題提供者:
佐藤 潤一氏(グリーンピース・ジャパン事務局長)
http://www.greenpeace.org/japan/ja/
昭和52 年生まれ。米国、コロラド州フォート・ルイス大学在学中に、後にノーベル平和賞を獲得するムハマド・ユヌス氏のマイクロクレジットを支援するNGO,Result に参加し、貧困問題に取り組む。メキシコ・チワワ州にてタラウマラ民族との生活を経て貧困問題と環境問題の関係を研究。卒業後、フェアトレード活動や英会話講師を経て、2001 年にグリーンピース・ジャパン有害物質問題のスタッフとなる。ごみ問題を中心に活動し、 オーストラリア、ニュージーランド、英国などで導入されていた焼却も埋め立てもなくしていくというゴミ政策「ゼロ・ウェイスト」を日本に紹介した。訳書に「ゴミポリシー」(築地書館)がある。2010年12月、グリーンピース・ジャパンの事務局長に就任。
篠 健司氏(パタゴニア日本支社 環境担当)
http://www.patagonia.com/japan/
東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。1988年、アメリカのアウトドア・ブランド、パタゴニア(patagonia)の日本支社に入社。広報、鎌倉店他の直営店舗マネージャーを経て1999年同社を退社。米アウトドア・リテーラー、REIの日本法人に勤務した後、2001年、パタゴニア日本支社に再入社。店舗マネージャー、ロジスティック・マネージャーを経て、現在、環境担当として環境助成金や製品寄付などを通じた環境保護団体の支援、従業員の環境活動の奨励等、環境プログラムを推進。そのほかに売上の1%を環境団体に寄付する企業によるネットワーク「1% For The Planet」日本窓口、アウトドア産業による環境保護基金「コンサベーション・アライアンス・ジャパン」理事を務める。
ファシリテーター:
川野 寛氏(NPOファシリテーション きたのわ)
http://sites.google.com/site/npokitanowa/home
1988年、東京に生まれる。北国の空気感に惹かれ、北海道大学農学部へ。「シューカツ」に疑問を感じ、「自分で自分の働く場を探す」ために2010年度を一年休学。A SEED JAPANなど関東圏のNPO・NGOを中心にインターンを行脚する。自分と社会との関係性、働き方・生き方を探る中で、わからなさの大切さに気づく。現在は北海道にて、学生生活のかたわら、NPOファシリテーションきたのわ・日本ファシリテーション協会などを中心にファシリテーター修行中。座右の銘は「寛ぐ」。趣味は生活。
第3部 分科会2 (4日 19:00〜21:00)
「経済システム」を変える
●「金融革命NOW!」分科会2●
話題提供者:
田中 滋氏(アジア太平洋資料センター)
http://www.parc-jp.org/
1981年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、コーネル大学大学院にて都市地域計画を学ぶ。大学院での専門は社会正義。社会の多数派や権力者による弱者への暴力をなくすために経済や社会参加のしくみを変えるために活動中。元国際生年環境NGOA SEED JAPAN事務局スタッフ・理事。現在は特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)にて雑誌『オルタ』編集長として調査・情報発信に携わる。
水口 剛氏(高崎経済大学経済学部教授)
(第1部に掲載。)
ファシリテーター:
田辺 有輝(A SEED JAPAN)
http://www.aseed.org/
1997年の温暖化防止京都会議(COP3)から国際青年環境NGO「A SEED JAPAN」にボランティアとして参加し始め、2000年度有給スタッフ、2002年度代表、現在は理事。2001年10月〜2002年11月まで世界自然保護基金ジャパン、気候変動プログラム担当パートタイムスタッフ。2003年2月より「環境・持続社会」研究センター(JACSES)において持続可能な開発と援助プログラム・スタッフを担当。NGOForum on ADB(本部:マニラ)の国際運営委員も務めている。
●「資源革命NOW!」分科会2●
話題提供者:
上村 英明氏(市民外交センター)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/peacetax/
1956年熊本市生まれ。1979年慶応義塾大学卒、1981年早稲田大学大学院経済学研究科を修了。修士論文では植民地・北海道を扱う。1982年先住民族の権利問題と取り組むNGO・市民外交センターを設立して、以後代表。現在、恵泉女学園大学教授。 同大学平和文化研究所所長。著書に『先住民族の「近代史」−植民地主義を超えるために』(平凡社)、『知っていますか? アイヌ民族 一問一答』(解放出版社)、『世界と日本の先住民族』(岩波ブックレット)など。
谷口 正次氏(資源・環境ジャーナリスト)
http://21coe.jp/2008sendai/taniguchi.html
資源・環境戦略設計事務所代表。1938年東京都生まれ。1960年、九州工業大学鉱山工学科を卒業し、小野田セメントに入社。太平洋セメント専務取締役、屋久島電工代表取締役社長などを歴任。現在は、資源と環境をテーマに調査取材活動。サステナビリティ日本フォーラム理事などの役職もこなす。著書に『教養としての資源問題』(東洋経済新報)、『次に不足するのは銅だ−メタル資源の限界』(アスキー新書)、『メタル・ウォーズ』(東洋経済新報)、『入門・資源危機』(新評論)、『資源採掘から環境問題を考える』(海象社)など。
ファシリテーター:
堀内 葵氏(NPO法人 AMネット)
(第2部に掲載。)
●「情報革命NOW!」分科会2●
話題提供者:
薗田 綾子氏(株式会社クレアン代表取締役)
http://www.cre-en.jp/
甲南大学文学部社会学科卒業。1988年、女性を中心にしたマーケティング会社クレアンを設立。1995年、日本初のインターネットウィークリーマガジン「ベンチャーマガジン」を立ち上げ、編集長となる。そのころから、環境ビジネスをスタート。
現在は伊藤忠商事、住友林業、富士ゼロックスなど延べ約320社のCSRコンサルティングやCSR報告書の企画制作を支援。著書に「地球は今」10巻シリーズ(栄光文化研究所)、アメリカ先住民族の価値観を描いた「プレアデスの智恵」(総合法令)、「環境ビジネスウィメン〜成功の原点と輝く生き方」(日経BP社)、「未来をスケッチ」(麗澤出版)、「サステナビリティと本質的CSR」(三和書籍)など。
鈴木 亮氏(A SEED JAPAN メディアCSRプロジェクト ディレクター)
http://www.aseed.org/mediaCSR/
1972年鎌倉生まれ。96年、在ニュージーランド・International Pacific Collage卒業。98年よりA SEED JAPANに参加。99年共同代表、2002年事務局長を務める。A SEED JAPANメディアCSRプロジェクト「ホンキでメディアがCSR」キャンペーン・ディレクター。全国有機農業推進協議会事務局スタッフ。ASJブックレット「ヨハネスブルグサミットのためのEarth Navigation」「エコへの一歩」「メディアを変えれば世界が変わる」編著。
ファシリテーター:
川野 寛氏(NPOファシリテーション きたのわ)
(第2部に掲載。)
第4部 全体会 (5日 9:30〜12:30)
「生き方を変えれば、経済システムが変わる」
話題提供者:
河口 真理子氏(大和証券グループ本社 広報部CSR担当部長)
http://www.daiwa-grp.jp/csr/dialogue/
1986年一橋大学大学院修士課程修了(環境経済)、同年大和証券入社。94年より、大和総研にて、企業調査、経営戦略研究部長/主席研究員などを経て、 2010年4月に大和証券グループ本社へ転籍。現在、広報部CSR担当部長。担当分野は環境経営・CSR・社会的責任投資。NPO法人・社会的責任投資フォーラム代表理事・事務局長。サステナビリテイ日本フォーラム評議委員、環境省・環境ビジネスウィメンの会メンバー、東京都環境審議会委員など。
著書に日本経済新聞社「CSR企業価値をどうたかめるか」、日本経済新聞社「SRI社会的責任投資入門」(いずれも共著)。
木村 真樹氏(コミュニティ・ユース・バンクmomo 代表理事)
http://www.momobank.net/
1977年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後、地方銀行勤務を経て、A SEED JAPAN事務局長やap bank運営事務局スタッフなどを歴任。2005年にmomoを設立し、若者たちによる"お金の地産地消"の推進や、社会責任・貢献志向の企業やコミュニティビジネス、NPOへのハンズオン支援を行っている。NPO法人名古屋NGOセンター理事、愛知淑徳大学非常勤講師(パブリシティマネジメント入門)なども務める。著書(共著)に『NPOと社会的企業の経営学』(ミネルヴァ書房・2009年)など。
福嶋 慶三氏(環境省職員)
http://earthsummit2012.jp/
京都市出身。立命館大法卒、神戸大院法修了、英国サセックス大院環境開発政策修了。環境省、内閣官房などで地球温暖化をはじめとする環境問題に国内対策・国際交渉の両面から取り組む。そのほか、YEN(環境系異業種社会人交流会)や地球サミット2012プロジェクト等の活動にも参加中。
三本 裕子(A SEED JAPAN 事務局長)
http://www.aseed.org/
神奈川県三浦市出身。慶應義塾大学環境情報学部を卒業。水俣公害、米国の京都議定書離脱をきっかけに全国青年環境連盟(エコ・リーグ)などの環境NGOに関わる。2002年国連持続可能な開発サミットにおける活動をきっかけに、水、貿易、自然エネルギー、生物多様性などをテーマに国際的な意思決定の場における政策提言活動やその場に次世代の青年の声を届けるためのコーディネートを行う。2006年より国際青年環境NGO「ASEED JAPAN」理事、2008年より事務局長。環境ビジネスウィメン4期。
司会:
田辺 有輝(A SEED JAPAN)
(第3部に掲載。)