2005年2月13日
エコ就職・転職シンポジウム2005 〜グリーン雇用という働き方〜
2月13日に開催された「エコ就職・転職シンポジウム2005 〜グリーン雇用という働き方〜」は、普通の就職・転職シンポジウムと一味違う就職イベントでした。印象にのこったのは、「どこで働くか」を問うのではなく、「どう自分が働き、どう生きていくか」を問う、というところでした。
株式会社グレイス 安井氏、株式会社技術評論社ドミンゴ編集部 大倉氏、ジャストレード株式会社 須子氏、NPO法人green bird代表・渋谷区議会議員ハセベ氏、どの方も皆、いきいきとご自身のお仕事、生き方、社会への思いを語られていました。会場にきた参加者もゲストの話に聞き入り、会が終わったあとも積極的に話しかけている姿を目にすることができました。
「エコ就職・転職に大切なのは何だろう?」と私も参加者の一人として、ゲストの方々の話をききながら考えていました。特別なスキルでしょうか? ビジネスセンスでしょうか? 人脈でしょうか? …もちろんどの要素も必要です。でも、私が一番大切だと思ったのは「思い」です。社会をいい方向にかえていきたいという思いがあったからこそ、ゲストの方々はエコ就職・グリーン雇用という働き方を自然と実践し、いきいきと仕事にとりくんできているのです。グレイスの安井氏が「グリーン雇用という、生き方を提唱している」とおっしゃっていたように、エコ就職・グリーン雇用は単なる働き方ではなく、社会をよくしよう!という生き方のスタイルをあらわすものだと思います。「どこの会社でなら自分はエコ就職できるのか?」ではなく、「これからどうやって、自分がいきていくか?」という問い生き方への問いを会場で共有できたことが、このシンポジウムの大きな収穫でした。
A SEED JAPANのエコ就職ナビチームやエコ就職のイベントは、その「思い」を膨らませる場所です。これからも、こういったイベントや情報発信を通じて、エコ就職への思いをふくらませる機会をどんどん生み出していきます!
(文責:和田あずみ)
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