2005年4月17日

第二回 エコ貯金フォーラム
〜口座を変えれば世界が変わる〜

　お金の流れを変えて、環境問題・社会問題を解決したいエコ貯金プロジェクトでは、「貯金を変えれば社会が変わる」とした第一回エコ貯金フォーラムから約 1年半、議論を重ね、金融機関のCSR（企業の社会的責任）と預金者の行動をテーマに、第2回エコ貯金フォーラムを開催しました。

　アースデイを目前にし、「口座を変えれば世界が変わるキャンペーン」の一環でもあるこのフォーラムには老若男女問わず、各地から120名もの参加者が集まりました。

　フォーラムは、A SEED JAPANからエコ貯金の意義や預金者の役割についてのプレゼンテーションでスタート。基調講演では、日本の金融CSRと市民金融の動向について、日本経済新聞社の藤井良広氏よりお話いただきました。「これからはコミュニティの信頼が金融機関にとって重要」というメッセージが印象的でした。

　5名のパネリストによるパネルディスカッションでは、各金融機関のCSRビジョンや取り組み等を発表していただきました。多摩中央信用金庫の長島さんの「地域のコンシェルジェ」、東京三菱銀行の田貝さんの新入社員向けCSR研修のお話、WCC向田さんのNPOバンクならではの融資事例紹介、三重銀行の土方さんの「Jマネー定期」のわかりやすい解説、地域金融の話題から国債の話まで、盛りだくさんな内容でした。

　最後に、預金者へエコ貯金アクションを呼びかけて終了しました。

　半日に渡るフォーラムでしたが、ろうきん昇龍堂ビルでの懇親会にも予想を上回る50名程の方に参加して頂き、A SEED JAPAN食農チーム提供の料理とオーガニックビールで楽し く語り合いました。金融機関との対話の場実現に向けての第一歩として大いに盛り上がりました。

　このフォーラムの成果を、大手都市銀行に対する市民の提言という形で今後に活かしていく予定です。乞うご期待！さあ、あなたも今日からエコ貯金！

（文責：大坂 紫）

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▼第一回エコ貯金フォーラム（2004年4月）
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本文　http://www.aseed.org/ecocho/resource/forum2_body.pdf

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