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2005年10月7〜10日

熊本・川辺川現場体験ツアー 〜参加型民主主義を考える〜

体長が一尺(30cm)にもなる鮎「尺鮎」の産地である、九州は熊本の川辺川。その川辺川が、ダム建設の危険にさらされていることを知っていますか。

そもそも川辺川ダム建設が提案されたのは、昭和41年のことでした。国土交通省はダム建設の目的として利水、治水、発電などを挙げていますが、そのどれにも矛盾点があります。さらに環境破壊・多額の費用など、ダム建設によるデメリットは多岐に渡り、地元住民の生活を壊そうとしています。そんなダム建設の現場をA SEED JAPAN有志のメンバーで体験するツアーを行い、ダムの建設予定地を訪れ、反対派の人たちの声を聞いてきました。

実際にダム建設反対を訴えている人たちの話を聞き、現場の人たちの怒りを感じました。生活している人たちとの交流を通して、地元の人たちの想いに触れました。そして最終日、私たちはダム建設問題から見えてくる日本社会の構造的な問題について議論しました。そこでの議論や共有した思いは、その後の活動の糧となっています。現在、川辺川利水訴訟原告団の勝訴により、ダム計画は事実上白紙に戻っています。

しかし建設計画が失効となる12月26日までに、国土交通省によりいつ新利水計画が発表されるかわからない状態です。現在、ツアーに参加したメンバーは現地で学んだこと、戦う人々の思い、ツアーを通して見えてきた構造的問題を整理し、青年として何ができるのか話し合い、アクションを起こそうとしています!

(文責:善木 大介)

▼子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会
http://kawabegawa.jp/

五木村
尾方さん:五木村のダムに沈む地域に
ただ1世帯住みつづける。
おくんち祭:秋の収穫を祝う祭。


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