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2006-01-15 第2話 まちきん? |
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2004年1月、A SEED JAPANではエコ貯金フォーラム」というイベントを開催しました。そのイベントでは、テレビや新聞がまだ取り上げていないNPOバンクの取り組みを明らかにするために、全国のNPOバンクの「頭取」たちに日本で初めて集まっていただきました。
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「お金を出してもらっても、利子(配当)はつきません」 (えー、それじゃーお金を出した人のメリットは何なの?) 「もしNPOバンクがつぶれたら、出してもらったお金が戻ってくるかどうかはわかりません」 (うー・・・) 「お金を借りるためには、お金を1口1万円でも出してもらって『組合員』になってもらいます」 (誰でも借りられるわけじゃないんだー・・・) 現実はそんなに甘くないのかもしれません。
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だけど、『未来に向けたお金の使い方』であるとも言えます。 「普通の銀行と比べると、金利が低く設定されているので返済の負担はずっと少ないです」 (おー) 「これまでの銀行は不良債権をたくさん抱えていますが、NPOバンクでお金を返せなくなったところは今のところ一つもありません」 (すげーーー) 「どんなところにお金を貸しているか、ちゃんと返してもらっているかなど、お金を出してくれた人のために現在の状況をきちんと説明しています」 (今の銀行はどこにお金を貸しているかなんて教えてくれないもんな・・・)
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NPOバンクは、「貸金業」という登録をした、れっきとした「金貸し」です。こう書くと『ナ●ワ金融道』みたいですが、NPOバンクはいろんな地域で、それぞれの地域のニーズに合わせて、各地域の人たちがつくっていく「低利のまちきん」です。NPOバンクの「頭取」たちは、それぞれ目的をもってそれらのニーズに対応しているのです。
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