有機農業推進法とは?

食品偽装、残留農薬、自給率の低下、農業の担い手不足…

しかも、水や農薬、燃料を大量に使用するような持続不可能な農業が、世界でも日本においても主流になっていて、「多様ないのち」と「地域」がおざなりになっている。

だから、これからの農業は、
いのち(=生物多様性)やローカル(=地域)を大切にする、
「いのち×ローカルな農業がいい!」と考えました。

人と自然の関係が持続可能となり、地域が元気になる。そんな農業です。

いのち×ローカルな農業を説明する画像です。いのち×ローカルな農業とは、農業・多様ないのち・地域などの人と自然の関係が持続可能となり、地域が元気になる農業です。持続可能な社会とは、地域の経済が元気で、格差を是正する仕組みがある。人と自然が持続可能な関係であり、「いのち」の尊さを感じられる機会が日々の中にある社会です。

「いのち」と「ローカル」を大切にする農業には、なくてはならない3つのことがあります。

1.化学的に合成された農薬と肥料に依存していない

たとえば…
・生産力の基本を土作りに置き、
化学的に合成された農薬や肥料を使用していない
・化学的に合成された農薬や肥料を使用しない農業を目指し、それらの過度な使用を避けている

2.生物多様性を豊かに保っている

たとえば…
・地域の在来種や固定種を育種・栽培している
・農業に関わる豊かな生態系を維持・修復している
また、多様な生きもの(特に絶滅危惧種など)を保全している
・遺伝子組み換え作物を使用せず、また、遺伝子汚染を防ぐ取り組みを実践している

3.地域の資源を生かしている

たとえば…
・地域の人を生かしている
・地域の気候風土を生かしている
・地域の文化を生かしている
・地域の物質循環やエネルギー循環を促進させている

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