★公開アンケートの結果概要はこちら
2016年度の電力自由化により、一般消費者も電力会社を自由に選べるようになりました。
「どの電力会社を選ぶべきなのか?」この問いに答えるヒントになればと、A SEED JAPANは、電力販売量で上位20社に入る小売電気事業者に『小売電気事業者の社会的責任に関する公開アンケート』を発送しました。
電力自由化の話題のみならず、発電時や燃料調達時における様々な環境影響は年々深刻化しており、パリ協定やSDGsなど国際的な枠組みでも対策が議論されるようになりました。それに伴い、電力供給事業を担う企業の社会性配慮や経営リスク、それらに関する情報公開は、今後ますます世間から注目されることが予想されます。こうした現状を踏まえ、A SEED JAPANは、サービスや価格はもちろんのこと「事業者の健全性」や「社会性配慮への取り組み」も1つの基準として消費者が電力を選択することができるよう、取り組みを行う必要があると考えています。
・各社の電源構成について
・電源構成の目標を達成するにあたりどのようなことに重点を置いているか
・再生可能エネルギーを供給するにあたり、障害となるものは何か
・再生可能エネルギーを供給するために、最もインセンティブになるものは何か
・CO₂削減目標の具体的な数値目標を設定しているか
・発電時の環境負荷について、電力の販売先(消費者)に説明をしているか
・バイオマス発電による電力を供給しているか
・原子力発電についてどのようなリスクがあると考えているか
・石炭火力発電についてどのような経営上のリスクがあると考えているか
・大規模再生可能エネルギー開発に対する地域社会や周辺環境への負の影響が問題になる事案が増えているが、どのようなリスクマネジメント方針を定めているか
<みなし小売電気事業者>
<小売電気事業者(いわゆる新電力)>
11月末までに公開アンケートを集計し、12月上旬にA SEED JAPANのWebサイトで結果を発表することを予定しております。
【助成】地球環境基金
【企画協力】国際環境NGO FoEJapan
2018-10-23