現在、国際協力銀行(JBIC)が融資を検討中の「インドネシア・中ジャワ州バタン石炭火力発電事業」の建設予定地では、現地住民の強い反対の声があるにも関わらず、未売却の農地や灌漑設備がインドネシア国軍によって破壊されるなど、深刻な人権侵害が続いています。
私たちは、このように住民の意見や権利を無視し、非常に抑圧的な人権侵害を伴う形で同事業が強行されていることに強い抗議と遺憾の意を示すとともに、JBICが環境ガイドラインの規定に則り、同事業に融資しないよう要請します。
詳細はこちら≫http://www.foejapan.org/aid/jbic02/batang/150918_2.html
なお、銀行の社会性格付けサイト「Fair Finance guide Japan」でも、JBICの本事業への融資を対象にしたケーススタディの結果を公開しています。
詳細はこちら≫http://fairfinance.jp/news/2014/20141208-2/
写真は現地より(出典:FoEJapan Webサイト)
2015-09-26