〔結イレブンvol.30〕
東日本大震災による県外・広域避難と避難解除の支援課題を考える交流会
毎月11日に開催している復興の集い「結イレブン」も30回目を数えます。2011年3月12日、原子力緊急事態宣言が発令されてから、5年と3か月が過ぎようとしています。未だに日本は「緊急事態」でありながら、2020年にはオリンピック・パラリンピックを開催する準備にまい進しているという世界的に非常に稀な状況にあります。震災から5年を経て、改めて原子力緊急事態宣言が今も続いているという事、福島県だけでも少なくとも10万人近い人が避難生活を強いられている事、避難自治体の避難解除の議論が難しい状況にある事に向き合い、「支援者が東京で出来る事」を考えたいと思います。
放射能による被ばくに対する考え方の違い、原子力政策に対する賛成・反対意見の対立、前例なき県外・広域避難や除染・焼却・処分の問題、賠償・ADR・裁判の動向、支援の格差や混乱など山積する問題に対し、この1回限りではなく、私たちに出来る所から向き合える道筋を探りたいと思います。
2016年6月11日(土)13:00~16:00
無料(カンパ制・軽食つき)
アミダステーション(東京都八王子市東町3-4)
アクセス:http://bit.ly/yui11_30
JR八王子駅、京王線京王八王子駅より徒歩5分
★フォームメーラーからのお申込みをお願いいたします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/4982dc73283466
電話:080-7028-6128(鈴木)
A SEED JAPAN、元気になろう福島、すずめの未来市、
福島こども支援八王子、東日本大震災支援全国ネットワーク
●第一部:現場からの報告(各10分以内)
鈴木亮(東日本大震災支援全国ネットワーク 福島担当)※または広域避難者支援担当者より
原田洋二氏(浪江復興塾)
矢内氏(ふんばろう福島)
宮元氏(福島こども支援八王子)
ふくしま連携復興センター(交渉中)
浪江町役場・県外避難者支援担当者(交渉中)
ほか
●第二部:支援課題の整理と私たちにできる事を考えるワークショップ(90分)
小グループにわかれ、「避難解除と県外・広域避難の支援課題」を可能な限り俯瞰する課題マップを作り、「東京から出来る支援のポイント」をブレストする。特に、個人レベルでも参加できる行政や中間支援組織との連携分担を模索する。(案)
2016-06-04