2004年12月11日
ろうきん・NPO共同フォーラム社会的事業のための金融システムを考える― 市民・金融機関・行政の自覚とアクション!! ―
ASJ(NGO)、アリスセンター(サポートセンター)、中央ろうきん(金融機関)の三者が協力したこのフォーラムでは、「金融」をキーワードに、「まちづくり」「お金の使い方」「NPOバンクの普及」など、様々なテーマを話し合いました。
基調講演の日経記者・藤井良弘氏のお話は圧巻!「銀行には公共性が必要」「楽しく働くことがCSR」といった力強いメッセージをいただきました。
「非営利金融」の現場で活躍されるパネリストの方々のお話も、「とにかく元気で面白い人たちが地域の中で活躍している」「大切な事は、コミュニティの中の信用力や目利き力(必要なところに融資をしていく能力)」などなど、まさに「貯金を変えれば社会が変わる!」という内容でした。
金融の現場、地域の現場で問題に真っ向から取り組んでいる人たちの声が伝わってくる反面、「預金者がもっと自分のお金の行方に興味と責任を持たなければ!」という意見もありました。
なぜ銀行は2割以上の資金を国債に当てるのか? ズバリ、審査能力や地域とつながる力が低いからです。「わたし達の預金は、わたし達のために使え!」本来当たり前なことが、おかしくなっている日本。あなたの貯金はエコですか? 貯金もエコで選ぶ時代です。
(文責:鈴木亮)
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